いたるところで言っていますが、腸が荒れていれば美肌なんて夢のまた夢です!
では逆に……腸さえ整っていれば、美肌は夢じゃないんです。
今回は何故、腸が荒れる(便秘になる)と肌も荒れるのか、”腸と肌荒れの関係”を私史上最もわかりやすく解説します!
最初に便秘になった際に肌が荒れる理由を解説し、下痢でも肌に元気がなくなるのは何故かのお話も致します。
解説良いから解決法はよって方は難消化性のオリゴ糖で善玉菌を増やす腸活始めてください!
便秘になると血液に肌荒れ物質が流入する!という怖い話
ただのメカニズムの話なのでホラー話ではないのですが(前置き)、しかし美肌を目指す人にとってはとんでもなく怖い話を致します。
便秘でニキビになる理由
実は便秘になると、腸の中で出るはずだった便や悪玉菌からガスが発生、それだけならまだ良いのですがそのガスが腸壁を傷つけ血液内へ侵入(怖い!)、ガスが体中を循環して肌から出ようとニキビなどの形で表に出てきてしまうのです。
体が不要なもの、よくないものを外に出そうと頑張った結果、ニキビになっちゃうんですね。
どんなに良いものを肌に塗っても、腸が不調ならニキビリスクはあるので、「頑張ってもニキビが減らない😢」と悩んでいる方は一度、腸の調子(ギャグじゃないですよ!)にも目を向けてみると良いかもしれませんね。
便秘で肌荒れ(乾燥やキメが整わないなど)する理由
全身を巡ったガスはニキビとして出てくるのは上でご説明した通りですが、なんと汗や皮脂からも出て来るので、常に肌にはガスがついちゃう状態になります。
肌にガスがついたままになると、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れてしまうので、肌トラブルにも繋がってしまうんですよね。
肌の代謝機能が低下すると、肌が生まれ変わるサイクルにも影響が出ますし、細胞の分化にも影響が出て吹き出物や乾燥肌といった、美肌を目指す人は避けたい肌状態に繋がってしまうのです。
便秘、侮れません……!
悪玉菌が肌の老化に影響するAGEsを発生させる?!
美肌を目指すならいかに老化させないかも重要です。
しかし悪玉菌は肌荒れの原因になるほかにもAGEs(最終糖化産物)を出し、たんぱく質の動きを邪魔することが研究でわかってきました。
「たんぱく質の働きを邪魔するのがどうして老化に繋がるの?」
と思うかもしれませんが、肌を構成する材料の最たるもの、それがたんぱく質であることを思い出してみてください。
肌の材料であるたんぱく質の働きを邪魔するという事は、ターンオーバーの流れを邪魔するという事であり、肌の生まれ変わりを阻害し結果的に「くすむ」「肌の弾力低下」「シワ」「たるみ」という結果を招いてしまうということなのです。
とっても怖いですよね。
ただ便秘になっただけなのに、肌は荒れるわ老化に繋がるわ……。
しかし逆に言えば便秘をしないだけで肌荒れリスクがぐっと減るという事です!こう考えると改善しがいがありますよね。
便秘じゃない下痢ならOK?というわけでもない
下痢の状態というのは腸内のものを無理やり出しちゃっている状態なので、悪玉菌もその際流れ出ちゃっているんですよね。
なので一見、
「肌荒れの原因も外に出たし、一安心!」
と思えるかもしれませんが、ところがどっこい。
下痢は善玉菌をも流してしまいます。
善玉菌はビタミンを生成してくれる働きもあるので、善玉菌がいないと肌ばかりではなく体全体にも影響が出てしまうんですよね。
しかも下痢の状態って、腸が元気とは言い難く、「栄養を吸収する腸の元気がない」=「頑張って肌に良いもの食べても体には吸収されない」ということになるので、美肌からは更にほど遠くなってしまうことに。
「便秘より下痢のほうがマシ」←😨?!
という方もいますが、全然そんなことないので下痢でも便秘でも腸内改善、頑張りましょう!