「肌がくすんでしょうがない!」
「化粧ノリ悪すぎ!」
と悩んでいる方の中で、肌のために一生懸命、水分補給も頑張っているのに中々改善しないという方、いらっしゃいませんか?!
実はその肌、塩分の摂りすぎが原因で水分不足になった結果くすんでしまったのかもしれません。
今回の記事では、何故塩分を摂りすぎるとくすむのか、そして解決方法はどんなものなのかを解説します!
何故、塩分を摂りすぎるとくすむの?原因
簡潔に解説すると、
塩分を摂りすぎると
水分が足りなくなり
肌乾燥を招いた結果、くすむ
という話なんです。
塩分過剰摂取で水分不足になる理由
塩分を摂取しすぎると、体は塩分濃度を正常値に戻そうという働きで、水分を求めるようになります。
しかし摂取した水分は、体内の塩分濃度を保つために使われるので、肌へ水分がいかなくなるんですよね。
だからこそ塩分を摂取しすぎると、肌が乾燥してしまうのです。
肌が乾燥するとくすむ理由
肌が乾燥すると、角質層のくすみが発生します。
角質層のくすみは、乾燥により角質層が厚くなってしまうので、肌の透明感が失われてしまいます。
つやつやの透明ベールが正常な肌の状態とすると、乾燥して角質層が厚くなった肌はまるですりガラスのようです。
すりガラスのようになってしまった肌は当然ツヤも出ませんし、反射する力も弱いので、元気のない印象、疲れ顔といったくすんだ肌になってしまうんですね。
塩分を過剰摂取してない?チェック方法
- よくのどが渇く
- 走ると胸が苦しい
- 手足のしびれがある
- 足が以前よりつるようになった
- 目がかすんだり、見えにくい
- 夜中、トイレに起きることが多い
- 少し動いただけで息が切れる
- 足のむくみを感じる
- 朝起きたら顔がむくんでいる
- 外食が多い
- 加工食品を好む
- ラーメンは汁まで完食!
- 野菜はあまり食べない
- 漬物が好き
- 丼ものが好き
- 脂っぽい食べ物が好きで選びがち
- 刺身や寿司はお醤油たっぷり
- 干物・練り物が好き
- 市販のレトルト・インスタントが好き
上記は塩分を摂りすぎる習慣だったり、塩分を摂りすぎた時におこる症状のチェックリストです。
頷くことが多い場合、塩分の摂りすぎの可能性大!
また、鏡で舌を観察した時に、舌の側面がボコボコしているとむくんでいるサインですので、この場合も塩分の摂りすぎが心配されますね。
塩分の摂りすぎによるくすみ改善・解決方法
塩分の摂りすぎで顔がむくんでいると思ったら、以下のことに気を付けてみましょう。
- こまめな水分補給
- 筋力アップで体内の保水率を上げる
- 料理は自分で!スパイスなどを駆使して塩分濃度を下げる
- スキンケアを工夫する
それぞれ解説します!
1.こまめな水分補給
体内の塩分濃度は0.9%、塩分を摂りすぎると体は0.9%にしようと肌に持っていくはずの水分まで中和のために使ってしまいます。
なので、肌にも水分を使ってもらえるようにこまめな水分補給が必要なのです。
とはいえ、水分をやたら摂ればOK!というわけではないのでここは要注意!
実は体が水分を吸収できる量も決まっていて、30分200ml程度と言われているからです。
いっきに500mlのペットボトルを飲み干しても意味がない、というわけですね。
なので、寝る前や起きた時、トイレにいくたびにコップ一杯の水を飲むというのを頑張ってみてください。
この時、お茶やコーヒーなどは利尿作用があり意味がないので、ミネラルウォーターなど水を摂るようにしましょう。
2.筋力アップで体内の保水率を上げる
実は筋肉、脂肪より保水率が高いです!
筋肉の保水率は75%に対して脂肪は10~20%程度、保水力を高めるために筋トレも有効なんですね。
さらに筋肉はむくみ改善効果も期待できるので、美を目指すなら定期的にやっておきましょう!
youtubeなどで楽しく筋トレできる動画が今多いので、そういった動画を利用するのも良いですね♪
3.料理は自分で!スパイスなどを駆使して塩分濃度を下げる
自炊する方であれば、塩分を意図的に抑える工夫も頑張ってみましょう。
たとえばスパイス、出汁などの活用です。
塩に頼りすぎない食事が大切ですね。
また、外食・加工食品などは濃い味のものは避けるなど工夫してみてください。
佃煮、漬物などは美味しいですが塩分濃度がとても高いので、食べ過ぎないように量にも注意してみてくださいね!
カリウムが豊富な食品で塩分を体の外に出すのも◎
ワカメやアボカドなどのカリウムが豊富な食品は、体内の塩分を排出する助けをしてくれます。
なので、塩分の多いものをどうしても食べてしまう方はカリウムの力も借りてみてください。
4.スキンケアを工夫する
塩分の摂りすぎでくすむ人は、乾燥しやすい肌になっている可能性大です!
なのでしっかり保湿、洗顔も”汚れを落とせるけど保湿成分も入っている”といったものを選ぶようにしましょう。
ここで気を付けたいポイントが【摩擦】です。
摩擦は肌ダメージになり、乾燥肌を加速させてしまう可能性が高いので、摩擦の起こりづらいスキンケアを心がけてください。
スキンケアをする中で摩擦が起こらないようにするには、以下のことに注意してみてください。
- 肌に良い洗顔料を選ぶ(余計な添加物が入っていない・洗浄力が高すぎないが皮脂汚れはしっかり落ちるなど)
- 洗顔は手や指ではなく泡で洗う(泡でないリキッドタイプの洗顔であれば指の腹で羽のように洗う)
- 洗顔はしっかりすすぐ、この際ごしごしではなくぬるま湯を優しくかけるように洗う
- 顔の水分をふくときは、タオルをあてて水分を吸わせる(ごしごしNG)
- 化粧水や乳液は手に馴染ませてから顔にプレスするようにする
とにかくゴシゴシしないことが大切です!
どんな洗顔料、スキンケアでもゴシゴシしては意味がありません。
やさしく、やさしくですよ!
まとめ
塩分の摂りすぎでくすむなんて、思いもよらなかった方も多いのではないでしょうか?
しかしこれが現実……プラス思考で考えれば、肌は健康のバロメーターとも言えるので、肌がくすみだしたら塩分などにちょいちょい気にかけて肌・体ともに健康を目指していきましょう。
肌は手をかけてあげるだけで、結構素直に応えてくれるのでちょっとずつ、頑張ってみてくださいね!